3月 082011
 

choon03 ヤマハ[調音パネル]の取扱いを始めました

去る2月24日、ヤマハ株式会社様の音場コントロールパーツ「調音パネル」
ヤマハのご担当者4名様と共に、ソナにお迎えしました。

調音パネルは、ヤマハさんから昨年(2010年)の6月に
リリースされた室内音場の調整用パネルで、わずか3cmの厚さながら、
音響管による共鳴を用いた低域から高域までのフラットな吸音特性と
拡散反射という二つの特徴を併せ持っています。

(詳しいご説明はこちら

各種業界誌の紙面などで紹介記事などは拝見しておりましたが、
この度ヤマハさんからのご提案で、我が社にて実物に接する機会
を頂きました。



お迎えしましたのは、Dr.Kこと国本研究開発センター長,藤森様,本地様,
アビテックス営業部の柳田様の4名様です。
本地様から製品の開発コンセプトから機能まで詳しくご説明
頂いたのち、早速いつも通りの試聴大会です。

弊社ではリスニング用に室内音響を整えた試聴室をご用意して
おります
が、今回は調音パネルがその実力を発揮しやすいように
敢えて音響的にはフツーの部屋である会議室で試聴をスタートです。

choon04 300x225 ヤマハ[調音パネル]の取扱いを始めました

立っておられる方が本地様



第2ラウンドは試聴室に移動。

choon02 300x225 ヤマハ[調音パネル]の取扱いを始めました

急ごしらえで場面転換

各自持ち寄ったソースで、既に音場が整っている部屋での
調音パネルの効果を聴かせて頂きました。


さて、その感想は。

様々な意見が飛び出しましたが、会議室の方では、総じて“すっきりする”
“各楽器が見えやすくなる”というような感想が多かったようです。

特に低域のすっきり感は、誰もが感じたようでした。
会議室のような音響的な配慮がほとんどなされていないような空間では
特徴をフルに発揮し、音場の変化をしっかり感じられそうです

試聴室の方では、さすがにもともとが吸音の多い部屋であり、その変化は
会議室ほどではありませんでした。

ただ、今回は時間の都合もあり、スピーカーの背後という1通りの
設置パターンしか試せませんでしたので、側壁面や、後背面などいろいろな
設置場所の試行錯誤
をしてみると、また違った効果を感じる事ができるかもしれません。


ヤマハさんのご好意により、デモ用の調音パネルはしばらくお借りできることに
なりましたので、そのあたりさらにじっくりと吟味して楽しもうかと思っているところです。

また、今回はステレオ再生での試聴大会でしたが、当然ブースの音響調整や、
楽器の練習室などでも多いに役立ってくれそうですね。
どんな効果を見せてくれるのか、いじってみるのが楽しみです。

ソナでは録音用ブースを作ったり、ブースの音場調整をすることも多いのですが、
調整方法の選択肢のひとつにも加わってくれそうです。

3cmと薄いですし、サイズは60×90cm、重量も4kg程度ですから、
つけたり、取ったり、動かしたりと、気軽に動かせるのもいいですね。
ウール系の材料と違って、触ったり持ったりしてもヘタりの心配もありませんし。
いろいろと音場を変化させながらお試しするのも面白いと思います。


この調音パネル、ソナでもお取り扱い致します

お借りしているパネルを利用して、デモもできます
ご興味持たれた方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

私もこれからいろいろと試してみまーす。


by buscapedogg

choon06 150x150 ヤマハ[調音パネル]の取扱いを始めました

いろいろ試してます

1月 062011
 
newyear 300x225 2011年もよろしくお願い致します


新しい年になりました。
皆様良いお正月を迎えられたことと思います。

我社もおかげ様で無事に新年を迎えることができました。
1月5日を仕事始めとして,業務を始めたところです。


昨年はこのブログのスタートや,ウェブショップの開設
いくつか新たなチャレンジをしました。

今年はうさぎ年ですね。

昨年にも増してぴょんぴょんと,面白い企画を
お客様と共に作って参りたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




by buscapedogg



omikuji 150x150 2011年もよろしくお願い致します

神頼みも完了しました

12月 282010
 

今年も日本の経済は厳しい状態に見舞われました。
しかし,景気が悪いといっているだけでは先に進むことはできません。
こういう時こそ,将来へ備えての新たなチャレンジ精神が必要です。
そういった意味で,創業35年目の節目に当たる2010年のソナのチャレンジを振り返ると...

(1)商品開発
ソナの豊富な経験と高い音響技術を一般の方々にも提供できるように,いくつかの商品開発を行いました。
皆様にはまだ公表はできませんが,現在いくつもの商品開発プロジェクトが引き続き進行中です。
来年は,さらにいくつかの製品がデビューすることでしょう。

(2)特許出願など
商品開発の過程から,いくつもの特許出願,意匠登録,そして商標登録を行いました。
結果的には,不景気の今年が,これまでの中で最も多くの知財を蓄えることのできた年
ということになりました。

(3)Blog と Net Shop をオープン致しました
これまでの本家ホームページに加え,Blog ベースのホームページ(このページ!)を新たにオープンし,
皆様により多くの情報をお届けすることができるようになりました。
また,ソナのオリジナル製品をリーズナブルな価格で御購入頂ける WEB SHOP もオープンしました。
これらのサイトは全て,ソナのスタッフ!にて運用しています。

(4)THX Home Theater Training Seminar
今年は,ソナとTHX 社が業務提携を始めて10周年にあたる記念年です。
思い起こせば,THX と一緒に仕事を始めた当初は,THX はまだ Lucasfilm 社の1部門でした。
その後,独立会社になるなど,様々な歴史をTHXと一緒に歩んで参りました。
そのような背景から,今年の12月,THX 社と共催にてホームシアターの設計セミナーを開催しました。
このセミナーは,受講後テストに合格すると THX のオフィシャルのライセンスが授与されるといった
本格的なセミナーで,日本では初の開催となりました。
おかげさまで,多くの方々に受講頂き好評を博しました。
今回の結果を受け,来年以降も THX セミナーが開催できるよう,引き続き準備を進めております。

(5)神奈川建築コンクールで優秀賞を受賞
ソナでスタジオの設計をさせて頂きました洗足学園様のブラックホールが,
神奈川県建築コンクールの一般建築部門の設計で優秀賞を受賞しました。
建築設計を行っている会社として,第三機関から我々の設計技術を高く評価されたことは
なによりの喜びであり,社員の励みとなりました。


他にも数々の音響空間の設計・施工をさせていただきました。
本年は,積極的なチャレンジ精神にて社員一同で多くのことを生み出した年だったと言えるでしょう。
これらの生み出された貴重な財産は,必ず来年の成功へ結びつくと確信しております。

小さな工務店からスタートしたソナが,なんとか35周年を迎えることができたのも,
ソナを支えて頂ける皆様のご愛顧の賜でございます。
最後に,本年,皆様にいただきましたご厚情に厚くお礼申しあげます。
どうぞ,良い年をお迎えください。

年明けは1月5日から営業いたします。

2011年もよろしくお願いいたします。

社長 鈴木弘明

12月 282010
 

当社が録音スタジオの設計を担当しました洗足学園音楽大学 ブラックホール
2010年 第55回 神奈川県建築コンクール の 一般部門 で 優秀賞 を受賞しました。

senzoku studio01 150x150 神奈川県建築コンクール 優秀賞を受賞しましたsenzoku cont01 150x150 神奈川県建築コンクール 優秀賞を受賞しましたsenzoku cont02 150x150 神奈川県建築コンクール 優秀賞を受賞しましたsenzoku ceremony 150x150 神奈川県建築コンクール 優秀賞を受賞しました

studio photos taken by (株)川澄建築写真事務所

建築設計は(株)日本設計,インテリア・カラー計画/サイン計画を(有)テラダデザイン一級建築士事務所
施工は,鹿島建設(株)横浜支店が担当です。
当社は,録音スタジオの設計・監理を担当させて頂きました。
(洗足学園音楽大学ブラックホールは(株)日本設計がグッドデザイン賞も受賞しています。)

ブラックホールは主にミュージカルコース,ジャズコース,音楽・音響デザインコース,
大学の音楽教育では世界的にも類を見ないロック&ポップコースの学生が使用する施設として誕生しました。
ブラックホールの目玉である録音スタジオを,学生が思う存分使って頂き,
良い音に触れて頂く事を望みながらお手伝いをさせて頂きました。
建築コンクールとして歴史のある神奈川県建築コンクールにおいて,
一部スタジオの設計者として参加させて頂いた物件ですが,優秀賞を受賞出来たことは
非常にうれしく思います。


以下にスタジオ概要を紹介します。

【スタジオの設計概要】
ジャズやロックなどの生楽器/電気楽器を使用した,
マルチチャンネル収録,及び 音響編集を行なうスタジオとして計画しました。
民間レコード会社のスタジオスペックを有し,録音技術・音響デザインの習得や最新技術の研究,
マルチチャンネル・サラウンドなど最新メディア(DVD-Video/Audio,SA-CD,Blu-ray など)においての
音響表現などの研究を行なうことが出来るスタジオを目標としました。
音楽学部学生による演奏によりクオリティの高い録音製作が行なえるスタジオとなっています。

【スタジオ概要】
スタジオ面積は390㎡で二つの調整室を有し,
一つは収録用,一つはダビング用に適した構成となっています。
スタジオは,生楽器の収録に最適な残響時間を確保したメインスタジオが1室で,
ピアノとドラム用のブースをそれぞれ近接に配置しています。
ダビング用調整室には専用でブースを設置しました。

洗足学園 音楽大学 ブラックホール
神奈川建築コンクール

by yi


12月 242010
 
1222 bonenkai 1 300x225 忘年会を行いました

みなさま今年はどんな一年でしたか。

山あり谷あり(個人的には谷が多め・・・)の2010年もあと僅かということで,
12/22の水曜日,恒例の忘年会を行ないました。


1222 bonenkai 3 150x150 忘年会を行いました

今年は,本拠地中野新橋を飛び出し,おしゃれでおいしい
表参道のお店「りん」
さんが会場です。

いろいろあった今年を顧みながら,ひとときの楽しい,
おいしい時間を過ごしました。



今年一年,皆様には大変お世話になりました。

そして,今年からスタートしましたこのブログ。
時に更新が滞った時期もございましたが,お付き合い下さいましてありがとうございました。

来年も変わらぬおつきあいをどうぞよろしくお願い申し上げます。



ソナの仕事納めは12/28です。
ひと足早いご挨拶ですが,皆様よいお年をお迎え下さいませ。




by buscapedogg



1222 bonenkai 4 150x150 忘年会を行いました

表参道のイルミネーションが胸に染みました

8月 022010
 

迫り来る地デジの波,エコポイント制度や3Dなど,停滞する電器業界のなかでも活況を呈しているテレビ。
これを機にテレビを買い替えたという方も多いのではないでしょうか。

買い替えとなると,もはやほぼ100%が液晶テレビなどの薄型のテレビでしょう。
場所もとりませんし,デザインも洗練され,ほとんど映像が映る“板”といった趣です。

今となっては奥行き巨大なブラウン管のテレビが懐かしいですね。
テレビの上には,時計やカレンダー,写真立てやお土産のこけしとか色々とごちゃごちゃ置いてたものです。

いいことだらけの薄型テレビですが,テレビの上にこけしが置けなくなる問題のほか,音(スピーカー)については,少々肩身が狭い受難のときを迎えているようです。

映像を見る機械ですからやむを得ない事とは思いますが,薄さ(省スペース性),デザイン,省エネなどを極限まで求められ,スピーカの配置には各メーカーの音響担当様は大変ご苦労されているのではないでしょうか。



今回,そんな薄型テレビの音響改善のお手伝いをさせていただきましたので,一例としてご紹介します。

TVboard1 300x225 [改善事例]薄型TVの音

画面に映り込んでいるのは私です・・・

このテレビはスピーカーが画面と反対の背面側についています
通常の家庭ではテレビの背面がカベになっていることが多く,恐らく壁面での反射を期待している設計なのかなと勝手に推定しましたが,この事例のお部屋の場合,事情があって壁から離れたところにテレビを設置しなくてはなりません。

“どうも音が聴き取りづらい”,“セリフが分かりづらい”,“音が散らばってしまっている”といったようなお話を伺いましたので,現場に伺ってテレビを拝見しましたところ,テレビのスピーカーが背面についていることが分かりました。

単純な発想ではありますが,壁の代わりになる反射板をテレビの背面につけてはどうだろうかという提案で,反射板を設置させていただきました。映像には極力影響しないように黒色で作製しましたので,写真では存在が分かりづらいかもしれませんが,テレビの背面に天使の羽根のように取り付いております。

TVboard2 272x300 [改善事例]薄型TVの音

壁の代わりの反射板ではありますが,ただの板ではありません。「高音質な壁」を提供するために複数の材料を組み合わせているところが,音にこだわるソナ流です。芯材には中低域の音質に優れた素材を使用,表面は高域特性に優れた素材でコーティングし,裏面には不要な音を吸収する素材を使ってこだわりを形にしました。

お客様には,反射板のあり,なしで試聴していただき,効果のほどを確認していただきましたが,“音がまとまった”“セリフが聴き取りやすくなった”と概ね良好な評価を頂き,ほっとしたところです。


お持ちのテレビ,スピーカーはどこについてますか?
別途スピーカーを設置するという方法もありますが,こんな改善の方法もあります。

薄型テレビでこのような問題をお感じの方,どうぞお気軽にお問い合わせください
もちろん,スピーカーを設置した改善,薄型テレビを生かしたホームシアターなどのご相談も歓迎です。

お問い合わせお待ちしております。

by buscapedogg

TVboard3 300x248 [改善事例]薄型TVの音

取付前のひと磨き





7月 212010
 

X console 300x199 オーダー家具のページを開設いたしました.

家具お作りしています!

 

オーダー家具ページトップ写真のX様のスタジオに,ワイヤリングが終了後,またおじゃまさせていただきました.すべては写っておりませんが,12Uが11カ所,13Uが4カ所マウント可能ですから機材が装填された姿はそれは圧巻でした!

ガラスとメタルの効いたお部屋もとても素敵です.天井の形状は,設計の先生が家具の天板形状に合わせてくださり,丸穴にダウンライト,そして間接照明が組み込まれており,まるでコックピットのような空間です!!

 

X rasen 300x203 オーダー家具のページを開設いたしました.

ガラスの螺旋階段より

先月よりオーダー家具のページを開設いたしました.

ラックテーブルスピーカースタンドなど,こだわりのカスタムメイドです.

機材を埋め込みにしたい,素材はこれが使いたい,サイズを合わせたい,折りたたみたい,提案をして欲しい,などなど

お気軽にお問い合わせください.

 

ご相談お待ちしております!

by mK

6月 242010
 
anzen1 199x300 恒例! 安全大会

安全大会を開催しました

先週の木曜日,恒例の安全大会を行ないました

これは,日本全国で展開されている「全国安全週間」にあわせて毎年開催している行事で,
ソナの社員と,一緒にスタジオを作ってもらっている協力会社の皆さんとで,
一年間の無事故無災害を喜び,改めてこれからの無事故継続を誓う会です。

スタジオづくりは,建築工事です。

内装工事とはいっても,工事にはいつも危険がつきもので,
ちょっとした気の緩みが簡単に事故に結びつく可能性があります。

我々作業者の安全はもちろんのことですが,完成後のスタジオをお客様に
気持ちよく使って頂くためにも,事故はあってはならないものだと
思っております。


anzen 300x199 恒例! 安全大会

全員で「安全宣言」を神妙に唱和

会の終わりに,全員で「安全宣言」を唱和。

来年の安全大会も無事故で迎えられるよう,
気を引き締めて各自の持ち場に向かいました。

by buscapedogg



hikage 150x150 恒例! 安全大会

暑い日は日陰に限る・・・。



6月 102010
 

ご自宅のピアノ練習室に関する事例をご紹介致します。

先日ご来社いただいたS様は都内にてご自宅の新築を計画されており、その際に奥様が主に使用されるピアノ練習室もご検討中とのこと。

そこで当社の遮音シミュレーターで事前に防音効果を体感していただきながら、ピアノ練習室に施す遮音仕様の打ち合わせを行いました。

一口にピアノ練習室といっても、建物の条件、周りの環境、ご使用される時間帯等々によって必要とされる遮音仕様はいろいろな考え方ができます。

  • 建物自体に期待できる遮音性能は?
  • ピアノ練習室の間取りは?
  • 周囲の音環境は?
  • 隣家との距離は?
  • 開口部(入口扉、窓等)の数や配置は?
  • 考えられる幾つかの防音対策について(防音サッシの仕様から浮遮音の要不要まで)

ピアノ演奏時の室内での音の大きさや、提案させていただいた幾つかの対策によって室外でどの程度の防音効果が得られるかを遮音シミュレーターで再現し、実際に音を確認していただきながら、打ち合わせを進めました。

防音対策の選択肢は、コストパフォーマンスに大きく影響しますし、それはそのままご自宅の計画全体にも関わってきます。必要とされるコストと、防音対策のためのスペースを無駄なく明確にするためにも、このような事例では事前の打ち合わせが大切だと改めて思いました。

加えて、言葉を交わすだけでなく実際に音を確認し、“体験”としてお客様と共有できる機会は、お互いの考えや方向性を理解し合う上でとても有効です。

S様も今回の打ち合わせによって、今後の検討項目や、遮音の考え方の理解を深めていただけたご様子で、こちらとしても、わざわざ時間を割いてご来社いただき、このような打ち合わせの場をもてたことをありがたく思う次第です。

ご自宅の完成まで、まだまだ時間と労力が掛かることとお察し致します。

その過程で、またご来社いただければと思います。

その際は、少し余分にお時間をいただき、当社の試聴室で映画や音楽を楽しんでお帰りいただきたいと思っております。

 

*「 遮音シミュレーター」について

SONA試聴室内にある設備(自社開発)の一つであり、遮音性能の体感・確認を目的としたシステムです。

プレーヤからスピーカまでの再生システムにDSPプロセッサをインサートし、JISや日本建築学会等で規定された遮音等級(D値・Dr値)に沿った防音効果を再現します。(*カスタム対応により、実測の遮音データを基にした遮音の再現も可能です。)

その他、様々な空調・換気設備(ダクト方式、カセット型等)を模擬した室内暗騒音(NC値)の再現も可能です。

100 1676 300x225 遮音シミュレーターを用いて、ご自宅のピアノ練習室の‘防音効果’を打ち合わせ

遮音シミュレーター・コントローラー

by i