SONA試聴室’THX Professional Screening Room’へのお誘い

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4月 292010
 

今回は、SONAオフィス内にあります試聴室の紹介を致します。

スタジオの設計・インストールに携わる我々にとって、自由に使える試聴室があるということは非常に重要な意味があります。

スタジオ設計に際しては、具体的に図面を描き始めるよりも先ず、そのスタジオの方向性をどう位置づけるか、所謂“スタジオ・コンセプト”をクライアントと共に明確にする必要があります。とはいっても、いくら打合せを重ねても、言葉だけではお互いの頭でイメージしている“音”が一致しているかどうか確かめようもなく、やはりクライアントと一緒に“音”を聴きながらディスカッションを重ねていくのが一番理想的です。サラウンドスタジオが一般化した昨今では、その重要度は増すばかりです。

そのような我々の要望を充分に満たしてくれるのが、この試聴室です。我々が自由に使える常設のサラウンド環境。完成し、最初に音を聴いたときの喜びは今もはっきりと憶えています。

プロフェッショナル・クオリティーをコンセプトに設計したSONAの試聴室は、上に述べた用途以外にも様々な場面で活躍しています。

  • 各メーカーのスピーカー・アンプをはじめとした音響機器の試聴・比較の場として
  • 多くのセミナーやイベント・試聴会の会場として、
  • 作品賞の評価会場として、
  • 専門学校生の授業の場として、

等々、その恩恵は改めて振り返ってみても測り知れません。

これまでは業界関係の方々がいらっしゃる機会が比較的多かったのですが、THX認証も取得したこの試聴室は、一般の方々のご来訪も勿論お待ちしております。

一度、プロフェッショナル・クオリティーの試聴室を体験されてみませんか?

あるいは、これからホームシアターをお考えの方でしたら、上記のように実際に“音”を聴きながら、将来の計画をお話しできたらとても嬉しく思います。

SONAの試聴室は予約制となっております。ご希望の方は、以下のメールアドレスまでご連絡いただけますでしょうか。

連絡先Email :

特に決まったフォームはありません。お気軽にお問合せください。

また、その際に

  • 具体的なご希望日時、
  • 視聴してみたいソフト *映画中心、もしくは音楽中心(Classics、Jazz、Pops等ご希望のジャンル)等、
  • 今後ホームシアターを検討されるうえで知りたい情報、気になる事、

等々を予めお知らせいただけますと幸いです。

皆様のご連絡をお待ちしております。

 

  • ご連絡いただきましたメールアドレスに対し、試聴室ご来訪に関してこちらからメールをお送りすることがあるかと思います。予めご了承ください。
  • 日程につきましては、なるべくご希望に沿えるよう調整したいと思いますが、試聴室の予約状況次第では、他日程のご相談をさせていただくこともあるかと思います。予めご了承ください。
  • 昨年末から今年初旬にかけては、「オーディオ&ホームシアター展 in AKIBA 2009:音展」(2009年11月開催)にて、SONAのブースにお越しいただいた方々を対象に「THX試聴会」を開催し、大変好評をいただいております。前回のTHX試聴会の様子については、こちらをご参照ください。

sona_thx

by i

「サラウンド入門」発行

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3月 112010
 

一年がかりで三名でひそかに(?)執筆していたサラウンド制作のための本が発刊されました。

サラウンド入門
著者:沢口真生,中原雅考,亀川徹
発行:東京藝術大学出版会(ISBN987-4-904049-14-3)
定価:1,575円(本体1,500円)
B5サイズ・223ページ

1章 2チャンネル vs サラウンド(by 沢口)
2章 サラウンドの歴史(by 亀川)
3章 サラウンド再生環境の構築(by 中原)
4章 サラウンド音場のデザイン(by 沢口)
5章 サラウンド収音手法(by 亀川)
6章 将来の研究動向(by 亀川)
付録1 制作の実際(by 沢口)
付録2 知識から実践へのヒント(by 沢口)
付録3 <機材>ポータブル マルチチャンネルレコーダー(by 沢口)

Suuround Sound Handbook -Cover 1

「サラウンド入門」カバー(表)

Surround Sound handbook -Cover 2

「サラウンド入門」カバー(裏)



この本は,サラウンド制作を始めようとする方々への入門書であるとともに,学生の皆さんが将来にわたっても活用できるような教科書となるような内容です。

サラウンド寺子屋の主宰としても有名な沢口さんは。。。
サラウンド音響制作に関する具体的なテクニックが,パターン分類などで明解に解説されており,サラウンド制作を始める方々がその一歩で路頭に迷わないですむような良き手引きとなっています。
そして,豪華な付録の章ではとてもためになる内容が。。。

東京芸大音環境創造科の准教授であり音楽録音・ミキシングの名手でもある亀川さん(先生)は。。。
マイクの基礎知識に始まり,ステレオ再生と録音,そして最新のサラウンドマイキングまでを具体例をあげて解説してあり,初心者でも「なんとなく」ではなく,納得してサラウンドマイキングの検討ができるような良き教科書となっています。
そして,サラウンドの歴史や最近の動向(ポスト5.1ch)など様々な情報がたいへんよくまとめられています。

私,中原は。。。
これまでにも,サラウンド再生環境に関する解説やプレゼンなどは多くさせて頂いてきましたが,今回は,これまでの資料をコピーしてまとめるのではなく,今回のために,文も図も新たに一から書き下ろしました。単なる入門というだけではなく,学生の皆さんが将来にわたって参照できるような教科書として使用できるように,再生環境に関する内容だけで,M2TBの総ページ数を超える気合いの87ページです。

そして,この本の全てのデザインを行ってくれた亀川研究室の土倉さん,ご苦労様でした。
また,大変困難なタイムスケジュールの中で,編集作業を行ってくれた亀川研究室の土倉さん(デザイン兼)と遠藤くん,大変お疲れ様でした。亀川研究室は,音(聴)だけでなく絵(視)のセンスも良いですね。

尚,この本は,Amazonなどでも購入できるようになるとのことです。
(流通するまでもう少々お待ち下さい。。。)

by N

THX試聴会を行ないました

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1月 192010
 

先日の日曜日(1/17),私たちのオフィス併設の試聴室にお客さまをお招きし,第5回の[THX試聴会]を行ないました。

昨秋,秋葉原で「オーディオ&ホームシアター展 in AKIBA 2009 (音展 oto10)」という展示会が行なわれたのですが,ソナでも展示ブースを出展し
,“Feel the Quality Intact”をキャッチフレーズに,自宅で制作環境そのままの音を楽しみましょう!という
THXプロフェッショナル・スクリーニングルーム」を紹介致しました。

その際ブースに立ち寄って下さった方の中から,ご希望の方をお招きし,THX認証ルームである我々の試聴室でその音を体験して頂こうという企画の試聴会で,昨年末からスタートをし,今回が5回目でそのシリーズの取り合えず一区切りの最終回です。

今回は男性2名,女性2名のお客様をお迎えしました。
大変寒いなかでのご来訪で,感謝です。

しかも,その中のお二人は遠方(愛知県!)からのご参加とのことで,大変感激致しました。

試聴体験は約2時間。

我々の方で準備しておいたTHXのデモ用DVDなど映画数本と,サラウンド音楽作品を10本程度とを駆け足ではありますが,聴いていただきました。

 試聴の途中で座るポジションをお互いに入れ替えたりしながら,和やかな雰囲気の中,楽しんでいただけた事と思います。

何人かで集まって,良い音,良い絵で作品を楽しむのは,単純にそれだけで楽しいものですね。改めてそう感じながら,私自身もホスト役を務めながらエンジョイ致しました。時間が経つのは早く,アッと言う間に終わってしまった感じです。

 

聴いていただいた作品の中では,前回グラミーのノミネート作品,corneliusの“Sensurround”が皆さん強く印象に残ったようです。緻密なサラウンドサウンドに,凝った映像を合わせるように精緻に作り込まれた作品で,サラウンドの可能性,面白さを感じられる斬新な作品です。

また,迫力ある低域の再生能力,キレのようなものも感じていただけたのではないかと思います。特に映画のアクションシーン,暴力シーン(!?)では圧倒的な制作品質サウンドをご堪能いただけたことと思います。

室内騒音レベルの静かさや,配線スペース,機器の取り付け機構,吸音可変システムなど,試聴室の建築的な面にも興味を持っていただけたようで,楽しく有意義な時間を過ごせていただけたのではないかと,ホッとしているところです。

お客様との試聴体験は,私たちにとっても大変楽しい時間となりました。

これからもこのような試聴室のオープン企画を考えてゆきたいと思っております。

今後も当サイトにどうぞご注目下さい!

by buscapedogg

毎朝我家を見回りにきてくれるねこ。外は寒かろう。

 

プロフェッショナル・スクリーニングルーム

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1月 182010
 

1998年頃から、DVDの普及とともにサラウンドが一般家庭にも普及し始めました。
この頃は、サラウンドコンテンツを制作するスタジオですら、どのようにしたらちゃんとしたサラウンドの再生環境を構築できるか、試行錯誤していた時代です。
国内では,ベースマネージメントやディフューズサラウンド、ダイレクトサラウンドなどの用語もまだ浸透していないような時代です。
ソナは、この頃からサラウンドに積極的に取り組み、他に先駆けて海外のセミナーなどから意欲的に情報を集め、どこよりもはやくそれらを数々のスタジオで実践し、経験を重ねてゆきました
その中で、THXとのつきあいなど、サラウンドの分野の数々のすばらしい人達との友情を培うことができました。
サラウンド再生を検討することは、室内音響学を真面目に考えるためには非常に良いきっかけになりました
2chの再生環境では、ある程度経験的なものでカバーできることも、サラウンドでは理論的に考えておかないと事後調整ではどうにもならないことが多くあります。
さて、それから10余年、2010年になりコンテンツを制作するスタジオのサラウンド再生環境の構築も一段落ついて来たように思えます。
今こそ、ソナのサラウンドのノウハウをエンドユーザーの皆様に還元させて頂く良い時期です!
ソナが設計するホームシアターは、制作者が聴いていた音をそのまま再現することを第一に考えています。
制作者の皆様とユーザーの皆様との音の共有財産を生み出すことへの一助が、サラウンドスタジオ設計の先駆者であるソナの役割だと思っています。
ソナでは、このホームシアターを「プロフェッショナル・スクリーニングルーム」と命名し、エンドユーザーの皆様へのご提供に関して積極的に展開したいと考えておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

Fs Home Theater
ソナでは個人邸の試聴室/ホームシアターもやっています(2009年)

by N

パーソナルスタジオ

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1月 182010
 

機材のPC化や制作予算などの関係から、昨今、プライベートスタジオの需要が増えてきています。
サラウンドが立ち上がってからのここ10数年は、大手制作会社などの本格的なスタジオの設計・施工が多かったため、気づけば周囲からは「ソナは個人向けのスタジオをやるの?」と言われるようになってしまいました。。。
もちろん、ソナでは個人向けのスタジオも全力でやります!
どちらかというと、ミュージシャンやエンジニアさんのプライベートスタジオの設計・施工がソナの原点です。
思い起こせば、十数年前は、対会社ではなく対個人がお打合せ相手の大半でしたし、そこから様々なコストパフォーマンス・アイデアが生まれました。
ソナのプライベートスタジオの設計思想は、本格的な大型スタジオと同様に真面目に音響設計を行うことです。部屋のモードの検証やスピーカ配置の計算など、スタジオの大小で手間の差別化は行いません。
小さいスタジオこそ、知恵を使えば色々な工夫が可能であり、それが設計の楽しさでもあるのです。
2010年、ソナでは、このようなプライベートスタジオを改めて「パーソナルスタジオ」と命名し、積極的に展開してゆきたいと考えていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


【プライベートスタジオのプレゼン】懐かしの手書きパース(1998年頃)

by N