3月 112010
 

一年がかりで三名でひそかに(?)執筆していたサラウンド制作のための本が発刊されました。

サラウンド入門
著者:沢口真生,中原雅考,亀川徹
発行:東京藝術大学出版会(ISBN987-4-904049-14-3)
定価:1,575円(本体1,500円)
B5サイズ・223ページ

1章 2チャンネル vs サラウンド(by 沢口)
2章 サラウンドの歴史(by 亀川)
3章 サラウンド再生環境の構築(by 中原)
4章 サラウンド音場のデザイン(by 沢口)
5章 サラウンド収音手法(by 亀川)
6章 将来の研究動向(by 亀川)
付録1 制作の実際(by 沢口)
付録2 知識から実践へのヒント(by 沢口)
付録3 <機材>ポータブル マルチチャンネルレコーダー(by 沢口)

SrrHandbook 01 212x300 「サラウンド入門」発行

「サラウンド入門」カバー(表)

SrrHandbook 02 212x300 「サラウンド入門」発行

「サラウンド入門」カバー(裏)



この本は,サラウンド制作を始めようとする方々への入門書であるとともに,学生の皆さんが将来にわたっても活用できるような教科書となるような内容です。

サラウンド寺子屋の主宰としても有名な沢口さんは。。。
サラウンド音響制作に関する具体的なテクニックが,パターン分類などで明解に解説されており,サラウンド制作を始める方々がその一歩で路頭に迷わないですむような良き手引きとなっています。
そして,豪華な付録の章ではとてもためになる内容が。。。

東京芸大音環境創造科の准教授であり音楽録音・ミキシングの名手でもある亀川さん(先生)は。。。
マイクの基礎知識に始まり,ステレオ再生と録音,そして最新のサラウンドマイキングまでを具体例をあげて解説してあり,初心者でも「なんとなく」ではなく,納得してサラウンドマイキングの検討ができるような良き教科書となっています。
そして,サラウンドの歴史や最近の動向(ポスト5.1ch)など様々な情報がたいへんよくまとめられています。

私,中原は。。。
これまでにも,サラウンド再生環境に関する解説やプレゼンなどは多くさせて頂いてきましたが,今回は,これまでの資料をコピーしてまとめるのではなく,今回のために,文も図も新たに一から書き下ろしました。単なる入門というだけではなく,学生の皆さんが将来にわたって参照できるような教科書として使用できるように,再生環境に関する内容だけで,M2TBの総ページ数を超える気合いの87ページです。

そして,この本の全てのデザインを行ってくれた亀川研究室の土倉さん,ご苦労様でした。
また,大変困難なタイムスケジュールの中で,編集作業を行ってくれた亀川研究室の土倉さん(デザイン兼)と遠藤くん,大変お疲れ様でした。亀川研究室は,音(聴)だけでなく絵(視)のセンスも良いですね。

尚,この本は,Amazonなどでも購入できるようになるとのことです。
(流通するまでもう少々お待ち下さい。。。)

by N